カスタムROM「Pixel Experience」 紹介
はじめまして、砒素と申します。 アイドルマスターシンデレラガールズのニューウェーブというユニットのオタクとか、スマホのにわかオタクやってます。 この記事はアイマストドンなどのSNSユーザが作るアドベントカレンダー「エクマス」(Except imas (エクマス) Advent Calendar 2019 - Adventar)に参加したものです。
私の前の記事はこちら note.com
Pixel Experienceとは?
Pixel ExperienceはAndroidデバイス向けに開発されているカスタムROMの一つです。XiaomiやOnePlusなどの多くのデバイスに向けてリリースされています。 Pixel Experienceという名の通り、Googleが販売しているPixelデバイスに非常に近い仕様になっています。Pixelと同じくカスタマイズの少ないAndroidなので、他のカスタムROMと比較して独自機能などは控えめに仕上がっていますが、その分バグなども少なく扱いやすいのが特徴です。
デバイスについて
私はXiaomiの発売しているPocophone F1(グローバル版)を使用しています。紹介の内容はその他のデバイスとは一部仕様が異なる場合があります。予めご了承下さい。
Pixel Experienceのインストール
文章化している時間がないので私が参考にした動画を貼っておきます。海外のYouTuber氏の動画ですが、英語がわからなくても自動翻訳くんに頼れば大丈夫だと思います。ブートローダをアンロックする際にWindows環境が必須になります。Mac OSやLinuxユーザの皆さんはどうにかしてWindows環境を用意しましょう。また、Xiaomiデバイスの場合は以下の動画の通りに行えますが、他メーカーのデバイスでは方法が異なります。"機種名 custom rom"とかで適宜ググってください。
ブートローダアンロック
カスタムリカバリ導入
ROMのフラッシュ
ホーム画面
まずホーム画面を見ていきましょう。上の画像がライトテーマ、下がダークテーマです。
PixelベースのROMだけあって、まとまりのある非常に美しいホーム画面です。ランチャーはPixel Launcherですので、At a Glanceなどの表示もきちんとできています。アイコンの大きさもいい感じです。横5列は扱いやすくて好きです。 背景はDoodleのライブ壁紙になっており、スマホ本体の傾きに応じてぬるーーーっと動きます。
ドロワーは次のような感じです。
当たり前ですが、プリインストールアプリは少なくわずか16個です。少ないですが、GAppsのファイルを導入せずとも最初からGoogle関係のアプリが入っているのはいいですね。Lineage OSなどの他のROMにはない大きな特徴だと思います。FMラジオ以外はGoogle謹製かな?キャリアのやたらと容量食うけど全く使わないアプリがないので素晴らしい。素晴らしいのですが、おわかりの通り各スマホメーカーが用意している便利な機能のあるアプリは全くありません。GoogleマップやGoogleアシスタントアプリすら入っていないですからね…。このへんはサードパーティ製アプリで適当に補完しましょう。また、Pixel 4などで使うことが出来る音声レコーダーアプリも入っています。
ホーム画面を横にスワイプするとDiscoverが表示できます。今は何も表示されていませんが、Googleにログインすると使用者にあった記事がピックアップされてリストに表示されるようになります。私のDiscoverはスマホの話ばっかりですね。うーんこの
設定画面
特筆することはないですが設定画面です。Android 9に比べてアイコンの形が変わって視認性が向上していたり、一部設定の追加や変更は行われていますが特段UIの大きな変更はありませんね。OreoからPieへのアップグレードのときはかなり変化しましたがそういったこともありません。一番上にベルに斜線が入ったマークがありますが、これは通知音量を切っているためですね。このように特定の設定をしていると最上部にその旨や簡易的な設定が表示されるようになっています。良い機能だと思います。 またここまでの時点でお気づきの方もいるかもしれませんが、完全日本語対応です。不自然に英語の箇所などはありません。日本人も安心して扱えます。
設定の中からAndroidバージョンの項目を見てみましょう
Androidバージョンは最新の10、セキュリティパッチも最新の12/5のものが適用されています。アップデートが迅速なのもこのROMの特徴です。大体月に2回くらいアップデートが降ってくる事が多いです。カーネルは以前はPoco用のillusion kernelが同梱されていましたが変わったみたいです(違うかもしれない)。デバイスにもよると思いますがカスタムカーネルの導入も可能です。私は普段5chのPocoスレで推奨されていたOptimusDrunkKernelを使っていますが、純正カーネルと比べて少し電池持ちがいい気がします。
当たり前ですがAndroid 10ですね。
その他の指紋認証、ジェスチャナビゲーション、Digital Wellbeingなどもバッチリ動きます。残念ながら顔認証は利用できません。Googleがスマートロックから削除しちゃったんですよね。赤外線カメラもせっかくあるのでどうにかして活かしたいところですが、今後のアップデートに期待です。
カメラ
AOSPカメラですが、まあーーーハッキリ言ってうんちです。設定もわずかなものしかありません。画質もダメですね…最低限記録用に撮るくらいの用途でしか使えません。写真を撮るのであれば別途GoogleカメラのAPKファイルをダウンロードするなどして対応しましょう。Googleカメラはいいぞ。夜景モードめっちゃ綺麗になります。
終わりに
いかがでしたか?(クソブログ)
カスタムROMは意外とカスタマイズの幅が広くて使っていて楽しいです。Pixel Experienceは安定していてリリースされているデバイスも多く、扱いやすいROMなので初心者の方にもおすすめです。ぜひAndroid機を買って、カスタマイズして遊びましょう。
お○り